はらこ飯

はらこ飯は、鮭の旬である10~11月半ばに作られる亘理地方の伝統的郷土料理で、鮭の煮汁を加えて炊いた味付けご飯の上に、鮭の身とはらこ(イクラ)をのせたものです。阿武隈川の鮭は古くから名高く、秋の珍味と称されてきました。

阿武隈川の鮭は、古来有名で藩政時代は伊達藩主は、将軍家にも秋の味覚として献上されました。

これを漁獲するため、阿武隈川の河口に地引網を仕掛け、漁夫たちが、一網に数百の銀鮭を漁獲したといわれています。


「腹子飯(はらこめし)」は、仙台藩主貞山公(政宗)が、貞山堀の工事臨検の際、荒浜漁民が鮭の腹子をご飯に炊いて献上したところ、貞山公はことのほか喜び、側近へ吹聴したのが、世に珍重せられるに至った始めと伝えられています。 

藩政時代から続く伝統の味は、荒浜の飲食店が加盟する「荒浜はらこめし会」などの必死のPRもあって、全国的に有名になり、週末になると「はらこめし」を目当てに多くの観光客が来町し、人気の店先には行列ができるまでになりました。

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