白石温麺

 

温麺と書いて「うーめん」と読みます。宮城県白石市の名物です。白石市は宮城県の南、蔵王の東の入り口にあります。伊達政宗の重臣片倉小十郎が城主となって治めたところであり戊辰戦争の発端となった奥羽越列藩同盟は白石で結ばれました。

白石温麺は三百年余の伝統をもつ食品です。江戸時代に白石に住んでいた大畑屋鈴木浅右衛門が、旅の僧に教わった油を使わない麺の製法を苦心の末会得して創始したと伝えています。

油なしの素麺はさっぱりして上品で、他の素麺より高級とされ、小麦粉と塩水だけで作られたこの麺は口ざわりが良く、胃にやさしく、滋養に富んでいます。

ゆで時間も短く、食べやすく、多様な料理法が考えられており、夏に冷して食べるのが主流の素麺とは異なり、温麺は冬の温かい麺に人気があります。他の材料を混ぜ込んだ変わり麺も製造されている。最近では卵麺、松茸麺、カルシュウム入りなどの麺も作られています。

新幹線白石蔵王駅構内に「温麺の館」があり、伝統の製法などを人形で展示して好評を得ています。

宮城県白石市は伊達政宗の重臣片倉小十郎景綱(かたくらこじゅうろうかげつな)公の城下町として栄えた歴史を持っています。そんな市内には今も当時の面影を色濃く残す風情に包まれた街並みが広がり、歴史的遺産も数多く点在しています。

また、温泉も名所のひとつです。

白石川上流の深い渓谷に面した場所にあり800年もの歴史を持つ『小原温泉』・600年以上も前、里人が鎌の先で発見した『鎌先温泉』「かっけ鎌先・目に小原」といわれるほど、以前から奥羽の薬湯として知られています。そしてうーめん作り、こけし作りなどの体験も出来るところもあります。

宮城にお越しの際には白石市を散策してみてはいかがでしょうか。

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